皆さんは、運動をした際に、運動前後で何キロか体重が落ちていますよね?
さて皆さん、リスクを減らすために、何キロの体重減少までに抑えるべきかご存じですか?
今回は熱中症のリスクなどを減らすため、運動前後の体重の減少がどの程度なら許容されるかについて書きたいと思います。
運動前後の体重減少はほぼ汗
本当に暑い日が続いていますね。皆さん、体調は如何ですか?
日々健康の為運動している方々、熱中症には十分気をつけて下さい。
さて、その運動前後で体重を測られている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
運動前後で体重を測れば、ほぼ減っていますよね。
その減少分は一体何が減っていると思いますか?
脂肪燃焼してるはずだから、脂肪が減ってるんじゃない?
そうお思いの方もいると思います。
しかし、その体重減少分のほとんどは汗なのです。
その為、運動前後で体重がたくさん減っていた場合、それは脱水や熱中症のリスクが上がります。
また運動のパフォーマンスも下がります。
どの程度までが許容範囲?
運動前後の体重減少はほぼほぼ水分なので、減ればいいってものじゃありません。
1回の運動で何キロまで体重減少は許容されるのでしょうか?
一般的に熱中症を予防のために、運動前後での体重減少は体重の2%以内に収めるのが良いとされています。
また運動のパフォーマンスにおいても体重の2%以上の減少があった場合、下がると言われています。
https://sports.ajinomoto.co.jp/topics/20/post_58.html
体重50kgの人なら1kg。60kgの人なら1.2kg。70kgの人なら1.4kg。
意外と少ないと思いませんか?
運動前後で2〜3kg体重が落ちている方もたくさんいると思います。
でもこれでは水分補給が足りていない状態で、熱中症のリスクが上がり、運動のパフォーマンスも落ちている状態なのです。
ぜひ運動前後で体重を測り、体重減少が2%以内となるような水分摂取を心がけて下さい。