ご自分の体を診てもらった際に“バランスが悪いです”と言われたことのある方は多いのではないでしょうか?
ただバランスが悪いと言っても、どこがどうバランスが悪いのかを正しく理解されている方は少ないと感じています。
今回はこのバランスについて書きたいと思います。
バランスとは?
ほとんどの方が体のバランスが悪いと言われる場合、骨格の左右対象ではない時に指摘される場合が多いと思います。
しかし、左右対称ではないだけで、どちらかは正しい位置にあるんじゃないのかなぁ?
なんて疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際左右非対称と言うだけで、バランスが悪いと言えるのでしょうか?
バランスとは左右差ではない
バランスが悪い場合、確かに左右非対称ではあるはずです。
しかし左右非対称だからバランスが悪いのではなく、基準となる正常と言われる骨格と比較して、違いがある部分をバランスが悪いと言えるのです。
正常な骨格と比較して、
曲がりが大きい
真っ直ぐすぎる
前に前傾している
後ろに後傾している
などなど
バランスが悪いとは、左右非対称ではなく、あくまで正常な骨格と比較して初めて分かるものなのです。
筋力も合わせて診るべき
バランスの悪い部分が分かった時は、筋肉の働き具合をチェックしておく事も大切です。
ほとんどの場合、バランスの悪い部分には働きの悪くなっている筋肉が存在します。
骨格を崩れないようにしているのが筋肉です。
正しく機能していない筋肉があるから、バランスは崩れます。
以前このブログ上で、腰痛の方向けに腰とお尻の筋力チェックの方法をお教えしました。
慢性腰痛の方が知っておくべきポイント
腰痛の原因となる中臀筋の左右差を確認しよう
何らかのなかなか改善しない痛みなどの症状がある場合は、バランスが悪いだけで終わらず、この様な働いていない筋肉を探し出すことも大切です。
FIET Conditioningでは痛みを取り除くだけでなく、バランスの崩れる原因となる働いていない筋肉を探し出すことができます。
長年の痛みをお持ちの方は一度来院頂き、バランスを崩している、働いていない筋肉を探してみませんか?