今回も競泳のスタートを速くするためのパフォーマンスアップトレーニングをご紹介します。
単純な動作ほどいい
ここではうまく使えていない大臀筋を上手に使えるようにする為のトレーニングをご紹介してきてきます。
目的が“うまく使えていない筋肉を使えるようにする”場合、トレーニングの動作は出来るだけ単純な方が良いです。
理由としては、使えていない筋肉は難しい動作で使おうとしても使えないからです。
例えば、不安定な足場でスクワットをしても、大臀筋を使うことよりバランスを取らなければならない方に気をつけて行わなければなりません。
これでは、目的の大臀筋に集中できません。
目的の筋肉を必ず使わないとできない動作、目的の筋肉を使うことをイメージしやすい動作、これがベストです。
スタート動作で大臀筋は使えている?
前回2回は、仰向けに寝て行うトレーニングでした。
この2つのトレーニングは、大臀筋をうまく使えるようになる為のトレーニングです。
ただこの2つのトレーニングは、スタート動作とは大きく違っています。
つまり大臀筋を使えるようになっても、スタート動作でうまく使える保証は現時点ではないのです。
そこでスタート動作に近い動きのトレーニングすることで、スタート動作の時に大臀筋をしっかり使えるようにする必要があります。
スタート動作で大臀筋を確実に使う為のトレーニング
そこで今回は前回よりスタート動作に近い動作で、確実に大臀筋を使わなければできない、効率のいい、コスパのいいトレーニングをご紹介します。
ニースクワット
1正座の姿勢になります。
2そこから腰を持ち上げて、膝立ちの姿勢になります。
注意点は
1股の間にジムボールを挟むと、内転筋群も同時に使うことができ、更に実践に近い動きになります。
2お尻を触り、筋肉の収縮を感じながら行うと、大臀筋を使うイメージをしやすくなります。
お尻を持ち上げる時に、大臀筋を意識して収縮させてみましょう!