変形性膝関節症の為のセルフトレーニング

変形性膝関節症の為のセルフトレーニング

今回は、変形性膝関節症と診断された方が、ご自分で行うべきセルフトレーニングについてです。 変形性膝関節症とは 変形性膝関節症とは、加齢による筋力低下や体重の増加に伴い関節への負担が増し、関節軟骨や半月板がすり減る、変形することにより、膝の痛みや炎症を引き起こすものです。 症状は徐々に進行していき、起床時の膝のこわばりに始まり、膝の痛みがなかなか取れなくなったり、膝関節に水が溜まったりし始めます。最終的には日常生活での痛みも強く、関節可動域に制限が見られるようになります。 変形した膝は元には戻らない...
腸脛靭帯炎の原因を取り除こう!

腸脛靭帯炎の原因を取り除こう!

前回は、腸脛靭帯炎の原因となる①中臀筋の機能性と②胸郭の動きについて書きましたが、今回はこれらの原因をお持ちの方々が、セルフで原因を取り除く方法について書きたいと思います。(痛みを取り除くのではなく、痛みの原因を取り除く方法についてです) 1:中臀筋が弱い場合 筋肉が弱いので、修正方法はもちろんエクササイズです。 ただしご自宅などでもできるエクササイズを選択しているので、是非行ってください。 チューブを膝上に装着します。 肩幅より広いスタンスで、少し膝、股関節を曲げ、軽めの中腰の状態になります。...
体が硬いとは??(ゴルフ愛好家の方は是非お読みください)

体が硬いとは??(ゴルフ愛好家の方は是非お読みください)

体が硬いねー。 一度は言われたことがある方が多いのではないでしょうか? では体のどこに問題があるのか。 これを明確に理解されている方は少ないです。 今回はいわゆる“体が硬い”と感じている方が、体のどの部分に問題があるのか明確にして、それをどう改善するかについて書きたいと思います。 体が硬いとは? ほとんどの場合、立った状態で前屈をして手が届かなかった時に言われますね。 可動域が狭いことは、見れば分かります。 ただしどこが硬いのか、これだけでははっきりしません。 立位体前屈をして可動域が少ない場合に影響を出す要素として...
腰痛予防で鍛えるべきオススメの筋肉とは?

腰痛予防で鍛えるべきオススメの筋肉とは?

今回は多くの方が抱えている腰痛で、おそらく全ての方が腰痛予防の為に鍛えても損はない筋肉の代表格の腹横筋についてです。 腰痛で体幹を鍛えろと言われたが 腰痛で、体幹の筋肉を鍛えろと言われたが、どうすればいいかわからない 腹筋をやってみたが、腰痛が悪化した など、体幹を鍛えるのは知っていても、困っている方が多いのではないでしょうか? 実際、整形外科を受診してヘルニアや分離症の診断が降りた後、ドクターから体幹を鍛えなさい!と言われた方は多いと思います。 ただし、メニューとして、どんな腹筋を、何回、何セットまでは指示してもらえません。...
前鋸筋と腹斜筋を同時に鍛えるエクササイズ/前鋸筋/腹斜筋/エクササイズ

前鋸筋と腹斜筋を同時に鍛えるエクササイズ/前鋸筋/腹斜筋/エクササイズ

前前々回は前鋸筋に関しての記事を書きました。 前回は同時に鍛えるべき筋肉として腹斜筋を取り上げました。 今回は前鋸筋と腹斜筋を同時に鍛える、コスパの良いエクササイズをご紹介します。 前鋸筋と腹斜筋 前鋸筋は、胸郭外側面の肋骨部分から始まって、肩甲骨の肋骨側内側縁に終わる筋肉です。 説明がわかりにくいですよね。 図で見ると分かりやすいので、こちらをご覧ください。                       プロメテウスより 前鋸筋の主な役割は、肩甲骨を前外方に動かす事です。...
肩を痛めているゴルファーの為のセルフリハビリテーション/リハビリ/前鋸筋

肩を痛めているゴルファーの為のセルフリハビリテーション/リハビリ/前鋸筋

今回は肩を痛めているゴルファー向けのリハビリの方法をご提案します。 痛みの原因はどこだろうか? 肩を痛めているゴルファーの方は多いのではないでしょうか? スイングの際は、股関節、胸郭、肩関節など、体全身を使ってスイングを行います。 この際、関節の可動域が狭かったり、筋力がない場合などは、どこかに負担が必ずきます。 よく手打ちになっている!というワードを聞くと思います。 体のどこかに機能的な動きができない部分があった場合、ごまかしが効きやすいのがいわゆる腕の操作です。 その為、肩や肘の怪我に繋がることが多いように思います。...