今回も競泳のスタートを速くするためのパフォーマンスアップトレーニングをご紹介します。
今回は立位
前回はニースクワットをご紹介しました。
ニースクワットは、言葉の通り、膝立の状態でのトレーニングです。
このニースクワットは、ヒップリフトよりスタート動作に近く、更に単純な動作で、大臀筋を鍛えるにはコスパの良いトレーニングです。
ただスタート動作は立位ですから、今度は立ったまま大臀筋を鍛えられる、単純な動作のトレーニングがあれば最高です!
そこで今回は更にスタート動作に近い、立位でのトレーニングのご紹介です。
単純なほどいい
前回もお話ししましたが、うまく使えていない筋肉を使えるようにする為には、トレーニング動作は簡単な方が、効果が高い場合が多いです。
ただ立位のトレーニングというだけで、難しい動作になってしまっては、大臀筋を使う意識も薄れ、うまくいきません。
立位のトレーニングであっても、単純な動作で、大臀筋の意識を持ちやすいトレーニングにしなければなりません。
今回の大臀筋トレーニングは、シングルレッグスクワット
今回ご紹介する大臀筋トレーニングは、シングルレッグスクワットです。
1片足立の状態です。この時上げた足の裏側は、壁に軽く当てるようにします。(写真のように椅子などに乗せる形でも構いません)両膝の位置は前後しないように立ち位置を決めます。
2両手にバーを持って立ち、鼠蹊部でそのバーを挟み込むようなイメージで、股関節を曲げて行きます。この時に、バーが地面と並行になるように、自分の骨盤の位置を調整してください。
3地面に接地している側の鼠蹊部で、バーを押し出すイメージで、股関節を伸ばします。
4この時に、大臀筋下部や中臀筋に収縮感があれば成功です。
中臀筋が燃えるような感覚になりましたか?
ちょっと難しいですが、できると大きなメリットがあります。
ぜひトレイしてみましょう!