競泳のスタートではお尻の筋肉をしっかり使おう④

2022/08/20 | トレーニング

今回も競泳のスタートを速くするためのパフォーマンスアップトレーニングをご紹介します。

今回は立位

前回はニースクワットをご紹介しました。

ニースクワットは、言葉の通り、膝立の状態でのトレーニングです。

このニースクワットは、ヒップリフトよりスタート動作に近く、更に単純な動作で、大臀筋を鍛えるにはコスパの良いトレーニングです。

ただスタート動作は立位ですから、今度は立ったまま大臀筋を鍛えられる、単純な動作のトレーニングがあれば最高です!

そこで今回は更にスタート動作に近い、立位でのトレーニングのご紹介です。

単純なほどいい

前回もお話ししましたが、うまく使えていない筋肉を使えるようにする為には、トレーニング動作は簡単な方が、効果が高い場合が多いです。

ただ立位のトレーニングというだけで、難しい動作になってしまっては、大臀筋を使う意識も薄れ、うまくいきません。

立位のトレーニングであっても、単純な動作で、大臀筋の意識を持ちやすいトレーニングにしなければなりません。

今回の大臀筋トレーニングは、シングルレッグスクワット

今回ご紹介する大臀筋トレーニングは、シングルレッグスクワットです。

1片足立の状態です。この時上げた足の裏側は、壁に軽く当てるようにします。(写真のように椅子などに乗せる形でも構いません)両膝の位置は前後しないように立ち位置を決めます。

2両手にバーを持って立ち、鼠蹊部でそのバーを挟み込むようなイメージで、股関節を曲げて行きます。この時に、バーが地面と並行になるように、自分の骨盤の位置を調整してください。

3地面に接地している側の鼠蹊部で、バーを押し出すイメージで、股関節を伸ばします。

4この時に、大臀筋下部や中臀筋に収縮感があれば成功です。

中臀筋が燃えるような感覚になりましたか?

ちょっと難しいですが、できると大きなメリットがあります。

ぜひトレイしてみましょう!