ギックリ腰には温湿布?冷湿布?/腰痛/ギックリ腰/湿布

2022/06/14 | 腰痛

ギックリ腰とは

ギックリ腰とは“急性腰痛症”と言って、急に腰が痛くなった場合の総称です。

そうなんです。急に腰が痛くなったら全部ギックリ腰と言っても問題ありません。

ヘルニアの方、腰椎分離症の方、それぞれ原因に違いがありますよね。

でも、とりあえず急に痛みが強くなったがギックリ腰と呼ぶことが出来ます。

ギックリ腰の症状は?

ギックリ腰は突然腰に“動けない程の痛み”を感じます。腰を曲げる時に痛い、腰を伸ばす時に痛い、等痛みの出方に違いがあって、この痛みがギックリ腰ということはありません。

温冷、どっちを貼る問題

よく“ギックリ腰の時に貼る湿布は、暖かい方がいい?冷たい方がいい?”という質問を受けます。

どちらがいいのか、気になっている方が多いと思います。

温冷、何が違うのか?

  温湿布には唐辛子成分の“カプサイシン”が含まれている事が多いです。

  (最近流行りの激辛の食べ物にも含まれてますね!)

  これが皮膚に付着すると、ポカポカと感じ、大量に付着するとヒリヒリします。

  冷湿布にはメントールが配合されている場合が多いです。

  メントールが皮膚に付くとスースー感じます。

  つまり温湿布、冷湿布の違いは、貼った時に温かく感じるか、冷たく感じるか。

  感じ方の違いだけなんです。

温湿布に貼った部分を温める効能、冷湿布に貼った部分を冷やす効能はありません。

  

温冷、結局どっちを貼る??

  ということで、効能的には差がないので、湿布を貼る場合は温冷どちらでも構わないということになります。

気をつける点

湿布を貼る際には、使用上の注意をよく読む必要があります。

貼った部分が日焼けした場合に、かぶれる湿布もありますので注意しましょう。

それと貼り過ぎで皮膚がかぶれる場合があります。

貼り過ぎにはくれぐれも注意してください。