肩甲骨の正しい位置を知ろう

2022/12/18 | その他

肩甲骨の正しい位置をご存知ですか?

肩甲骨の位置がずれていても、正しい位置を知らなければ、ずれているのも分からないですよね?

まずは基本のキとなる正しい位置を知りましょう!

肩甲骨を高さ、前額面、水平面の切り口から説明します。

まずは高さ

解剖学的に言えば、胸椎2番の高さになります。

ちょっと分かりにくい方がほとんどだと思います。

頚椎を順番に下の方に触っていくと、他の骨より飛び出ていて、しっかり触れる骨があると思います。

これが胸椎の1番になります。

この下の骨が胸椎2番になります。ここの高さに肩甲骨の上縁があるのが正しい位置とされています。

次に前額面

前額面での肩甲骨の正しい位置についてです。

これは内側に10度ほど傾いているのが正しいとされています。

これも分かりにくいですね。

肩甲骨を触ると内縁を触ることができます。

この内縁が10度背骨から傾いているのが正しい位置となります。

10度は小さい角度ですので、肩甲骨の内縁がほぼ背骨と並行と考えて頂いていいと思います。

最後に水平面

水平面では肩甲骨は30~35度ほど前方に傾いています。

これは肋骨の影響です。

肩甲骨は肋骨の上に位置するので、水平面の位置に関しては肋骨の影響を受けます。

ご存知の通り、肋骨は体を囲むような形をしていますので、その上にある肩甲骨もそれに合わせて傾きます。

それがおおよそ30~35度という角度になります。

今回の正しい位置というのは、あくまで一般論です。

それぞれの身体的特徴により、多少の違いはあります。

ご自分の肩甲骨が正しい位置にあるのかどうか、正確に知りたい方は是非専門家の先生に診てもらいましょう。

FIET Conditioningでも肩甲骨の位置に関しては、チェックし患者様にお伝えしています。

お近くの方は是非来院ください。