みなさん。初めまして。1月11日から浦和区上木崎で治療院を開設しましたFIET Conditioningです。宜しくお願い致します。
当店は痛みの治療に最も力を入れて行っています。今回は腰痛(導入編)についてです
。
このブログをお読みの方々は、少なくとも現在腰痛を持っている、あるいは過去に腰痛を保っていた方だと思います。(腰痛経験がない方は、間違いなくこのブログは見ませんね。)
腰痛をお持ちの方は、“腰が痛い”から“腰痛”という認識になっていませんか?
少なくとも私も学生時代はその様な認識でした。“腰が痛い”“腰が痛くて寝られない”“腰が痛くて動けない”など。
どう痛いとか、どれくらい痛いとか、種類や程度分けが出来ず、痛いとしか考えていませんでした。
しかし私も鍼灸マッサージの資格を取得し、大学院に行きスポーツ医学を勉強する事で、様々な腰痛があることが理解できました。
腰痛には筋膜性腰痛、ヘルニアなどに始まり、内臓由来のものや心理的な要因のものまで様々な腰痛があります。
例えばですが
筋膜性腰痛の場合、痛みの直接的な理由は固くなった筋肉です。
しかし腰の筋肉が硬くなる理由が腹筋が弱い(何筋が弱いのかもしっかり調べる必要があります)という場合は、痛みが無くなり次第、弱い腹筋をしっかり働くようにする必要があります。
またプレイ中に腰を痛めた人がいたとします。病院でレントゲンを撮りましたが異常がありませんでした。診断は腰痛捻挫でした。この場合は腰椎の椎間関節の捻挫なので、まずは関節部分の安静が最も重要です。
もちろん原因は一つだけでなく、いくつかの要因が重なる時もあります。
すなわち腰痛にはそれぞれ原因があり、その為治療方法も全く違うものとなります。
やるべき事が変わってくるのです。
もちろんやるべき事が複数ある事が多いので、プライオリティも変わってきます。
もうお分かりだと思いますが、腰痛の原因がはっきりしない事には、治療法は決定できないし、原因がはっきりしなければ治療による効果も限定的となります。
逆に言えば、原因さえはっきりしていれば、その腰痛に対してやるべき事がはっきり分かり、ターゲットを絞る事ができ、治療効果が高くなります。
ご自身の腰痛の原因は一体何なのか。はっきりしているでしょうか?
こう言った理由から、長年腰痛をもち、改善できずに過ごしている方は、まず病院でのレントゲンやMRIの検査をお勧めします。
確かに私達が行える検査方法もあります。しかしレントゲンやMRIを行えば視覚で原因を明確にする事ができます。正確な診断を得るには病院での検査が最優先です。
もし長年腰痛があり、現在その原因がはっきりしない方がいましたら、まずは病院でレントゲンやMRIの検査を行うことをお勧めします。
どの様な検査を行ったらいいかわからない方も心配いりません。病院を受診すればどの様な検査が必要かはドクターが判断してくれます。
検査を行っていない方は一度病院を訪れてみては如何でしょうか?