試合に向けてコンディションを整えてきたけど、今日の体調はいいのだろうか?
体調が少しよくない感じがする。風邪をひかないかな?
などなど
皆さん、体調が気になったことはありますよね?
体調が気になっても…
では一体何をもって体調が良くないと感じているのでしょうか?
熱がある
咳が出る
こういった具体的な症状があれば、風邪をひいたことはすぐに分かります。
朝起きたら、頭がスッキリしない
体が重く感じる
食欲がないな
この様な症状を感じても、実際体調不良なのか、気のせいなのか、はっきりしませんよね。
自分で熱を測っても問題がなく、原因がはっきりしないことが多いと思います。
体調が良くないとは??
そもそも、この“体調不良”を明確に定義することは出来ません。
例えば、体調不良の原因を“疲れ”としましょう。
疲れとは何か??
これも現代科学では定義出来ていません。
私たち自身が、感じている部分は間違いないのですが、科学的には定義出来ないのです。
あくまでも“感覚”になるのです。
体調不良って何?疲労って何?
ほんと、難しいですね。
心拍数は“疲労”を反映する
そんな時に活用できるのが、起床時心拍数です。
トレーニング翌日の疲れている時や、寝不足の時など、起床時の心拍数を測ると高めに出ることがわかっています。
起床時心拍数は、朝目覚めた時の心拍数で、ベッドから起き上がる前に測らなければなりません。
でも最近はスマートウォッチなどで心拍数が計測できるようになりましたので、以前より簡単に計測できる様になりました。
難しい点も
ただ心拍数が高く出るといっても、ほんの1、2拍程度がほとんどです。
5泊も10泊も変わらないので、毎日計測して、なんとか気付けるかどうかの程度です。
ただ毎日計測していれば、自分の体調不良に気づける可能性があります。
また自分の体に興味を持つ良いきっかけにもなります。
選手の方、スポーツ愛好家の方、自分の体調管理をしたい方、など是非起床時心拍数を測定してみてください。