体調チェックに起床時心拍数が使える!/心拍数/体調/コンディション

2022/10/13 | コンディショニング

試合に向けてコンディションを整えてきたけど、今日の体調はいいのだろうか?

体調が少しよくない感じがする。風邪をひかないかな?

などなど

皆さん、体調が気になったことはありますよね?

体調が気になっても…

では一体何をもって体調が良くないと感じているのでしょうか?

熱がある

咳が出る

こういった具体的な症状があれば、風邪をひいたことはすぐに分かります。

朝起きたら、頭がスッキリしない

体が重く感じる

食欲がないな

この様な症状を感じても、実際体調不良なのか、気のせいなのか、はっきりしませんよね。

自分で熱を測っても問題がなく、原因がはっきりしないことが多いと思います。

体調が良くないとは??

そもそも、この“体調不良”を明確に定義することは出来ません。

例えば、体調不良の原因を“疲れ”としましょう。

疲れとは何か??

これも現代科学では定義出来ていません。

私たち自身が、感じている部分は間違いないのですが、科学的には定義出来ないのです。

あくまでも“感覚”になるのです。

体調不良って何?疲労って何?

ほんと、難しいですね。

心拍数は“疲労”を反映する

そんな時に活用できるのが、起床時心拍数です。

トレーニング翌日の疲れている時や、寝不足の時など、起床時の心拍数を測ると高めに出ることがわかっています。

起床時心拍数は、朝目覚めた時の心拍数で、ベッドから起き上がる前に測らなければなりません。

でも最近はスマートウォッチなどで心拍数が計測できるようになりましたので、以前より簡単に計測できる様になりました。

難しい点も

ただ心拍数が高く出るといっても、ほんの1、2拍程度がほとんどです。

5泊も10泊も変わらないので、毎日計測して、なんとか気付けるかどうかの程度です。

ただ毎日計測していれば、自分の体調不良に気づける可能性があります。

また自分の体に興味を持つ良いきっかけにもなります。

選手の方、スポーツ愛好家の方、自分の体調管理をしたい方、など是非起床時心拍数を測定してみてください。