前回に引き続き、パフォーマンスアップの為の胸郭のトレーニングです。
今回も胸郭をいかに動かすか!
ここにフォーカスしたトレーニングをご紹介します。
意外と分かりにくい動きを指摘するアドバイス
皆さん、ゴルフ、競泳、テニスなど、色々なスポーツを楽しんでいると思います。
スキルアップの為に毎日練習に励む中、コーチから色々なアドバイスがありますよね?
特にゴルフ、テニスでは、こんなアドバイスを受けたことがある人は多いのではないでしょうか?
手打ちになっている
本当に聞きたくないアドバイスですよね?
競泳では
ローテーションができていない
ちょっと悔しいアドバイスですよね?
こんなアドバイスをもらった時、皆さんはどうしていますか?
胸郭の動きは理解しにくい
上記のようなアドバイスをもらった時は、ぜひ胸郭の動きにスポットを当ててみてください。
胸郭の動きの改善で、上の二つの問題を解決できる可能性があります。
ただ胸郭の動きのどの部分の動きが悪いのか。
これを理解しないと、どのトレーニングを選ぶのか、どう意識してトレーニングすればいいのかが分からず、改善する為のスタート地点にも立てません。
胸郭の動きを分解
胸郭の動きと言っても、3次元で動くわけで、その動きは複雑です。
私たちは、胸郭の動きを分解して、できるだけシンプルにすることで、胸郭のどの動きが悪いのかを知ることが容易になります。
そこで胸郭の動きをいくつかの要素に分けてみました。
- 屈曲伸展
- 回旋
- 側屈
- 平行移動
この4つの動きの要素が重なり合って、胸郭の動きが生み出されます。
胸郭の動きを改善するトレーニング
ここでは上の4つの要素を改善する、一つのトレーニングをご紹介します。
これ一つで、どの動きが悪いのかを理解でき、改善まで一気にできるメチャメチャコスパのいいトレーニングをご紹介します。
屈曲伸展
ツイスト
ベンド
スライド
この4つの動きを10往復ずつ行います。これで1セットです。
次に同じようにもう1セット(2セット目)行います。
2セット目の可動域が1セット目より大きく動いていれば成功です!!
練習前、試合前のウォーミングアップに最適です。
ぜひお試しください。
来院のご案内
FIET Conditioningでは、痛みの治療以外に痛みの予防、姿勢改善、パフォーマンスアップの為のトレーニング指導も行っております。
まだご自分に合ったトレーニングに出会えていない方はぜひ一度ご来院ください。
きっとあなたに合った良いトレーニングが見つかるはずです。