今回は腕を使うスポーツをされている方全員(競泳、ゴルフ、野球、テニスなど)に大切である前鋸筋のパフォーマンスアップトレーニングをご紹介します。
前鋸筋とは
プロメテウスより
前鋸筋は肩甲骨と肋骨の間にあります。
また体側の肋骨から始まって、肩甲骨の内縁で終わります。
ですので、そのほとんどを外から見ることは出来ませんが、体側に少しだけ見る事ができます。
役割としては、肩甲骨を前方や上方に動かします。
パフォーマンス発揮の視点で、前鋸筋を見ると
パフォーマンス発揮の視点から見ると、前鋸筋は肩甲骨を安定して動かし、体から発揮された力を腕に効率よく伝える役割があります。
すなわち、いくら体幹や腕に筋肉をつけても、この前鋸筋が弱いと良いパフォーマンスは発揮されません。
本当に大切な筋肉ですね!!
肩甲骨プッシュアップ
今回は肩甲骨プッシュアップをご紹介します。
1腕立て伏せのスタートの状態になる
2肘を伸ばしたまま、ボディポジションを高くする。この時に前鋸筋が働きます。
3これを繰り返します
手をつく位置を少し上にすることで肩関節の角度が変わり、前鋸筋の働き方を変えることが出来ます。
力の弱い方は、膝を付いて行ってみてください
肩関節の痛みを抱えている選手にとって、とても大切な前鋸筋のトレーニング!ぜひお試しください。