普段運動されていない方は、筋肉痛が嫌で運動を始められない方も多いのではないでしょうか?そんな方のために今日は筋肉痛をテーマに書いてみたいと思います。
筋肉痛とは
筋肉痛とは一般的には“遅発性筋肉痛”のことを指し、運動後数時間から1日後に現れる筋肉の痛みの事です。
注意しなければいけないのは、肉離れかどうかの判断です。
肉離れの場合、痛みが急激に出る、局所的に酷い痛みがある、などの特徴があります。
肉離れかな?と感じた際は病院での診察をお勧めします。
筋肉痛はなぜ起こる?
では、この筋肉痛の原因は何なのか?ご存じですか?
現時点では、運動で損傷した筋繊維を修復する際に出る微細な炎症が出て、それが原因ではないかと考えられています。
あくまで現時点での一般的な見解です。
5年後、10年後には他の説に代わっている可能性は、全く否定できませんが…
筋肉痛でも運動していい?
では、この筋肉痛が出た時、更に運動してもいいのでしょうか?
基本的に筋肉痛は怪我ではなく、疲労として捉えて良いと考えます。
すなわち“運動禁止!”ではないのです。
運動時には痛みを伴うので、最高のパフォーマンスを発揮できるかと言えば難しいですよね。
筋肉痛の時の運動で気をつけなければいけない点は、肉離れなどの本当に怪我をしてしまうことです。
こんな場合は、いつもよりは筋肉の張りがあったり、痛みを庇う動きをしてしまったりします。
その為通常よりは肉離れなどを起こしてしまう確率は上がります。
筋肉痛がある場合の運動は禁止ではありません。
ウォーミングアップをしっかりおこなうなど、運動前の準備を十分に行いましょう。
筋肉痛を早く治すためには
筋肉痛が出ている場合、どう早く治すのか。これも気になる点です。
この場合は、筋肉痛が出る原因から考えましょう。
筋肉痛の原因は微細な筋損傷なので、この筋損傷が早く修復する手段が必要です。
とすると、筋肉を修復するためのタンパク質をしっかりとり、血流を良くしてタンパク質(アミノ酸)をできるだけ早く筋肉痛のある筋肉に届ける事です。
以前、運動、栄養、休養での体づくりが大切である記事を書きましたが、この3つをしっかり取ることが大切なのです。
この休養の部分ですが、一日中家の中でゴロゴロしてるより、少し体を動かす方が疲労が取れます。
“アクティブレスト”をご存じですか?
アクティブレストとは、ウォーキングやストレッチなど簡単な運動を行うことで、疲労を早く取り除くことです。
筋肉痛が酷い方は、是非このアクティブレストを行なって、早めの疲労回復をしてみてはいかかですか?