筋肉痛でも運動していい?/筋肉痛/コンディショニング

2022/10/18 | コンディショニング

普段運動されていない方は、筋肉痛が嫌で運動を始められない方も多いのではないでしょうか?そんな方のために今日は筋肉痛をテーマに書いてみたいと思います。

筋肉痛とは

筋肉痛とは一般的には“遅発性筋肉痛”のことを指し、運動後数時間から1日後に現れる筋肉の痛みの事です。

注意しなければいけないのは、肉離れかどうかの判断です。

肉離れの場合、痛みが急激に出る、局所的に酷い痛みがある、などの特徴があります。

肉離れかな?と感じた際は病院での診察をお勧めします。

筋肉痛はなぜ起こる?

では、この筋肉痛の原因は何なのか?ご存じですか?

現時点では、運動で損傷した筋繊維を修復する際に出る微細な炎症が出て、それが原因ではないかと考えられています。

あくまで現時点での一般的な見解です。

5年後、10年後には他の説に代わっている可能性は、全く否定できませんが…

筋肉痛でも運動していい?

では、この筋肉痛が出た時、更に運動してもいいのでしょうか?

基本的に筋肉痛は怪我ではなく、疲労として捉えて良いと考えます。

すなわち“運動禁止!”ではないのです。

運動時には痛みを伴うので、最高のパフォーマンスを発揮できるかと言えば難しいですよね。

筋肉痛の時の運動で気をつけなければいけない点は、肉離れなどの本当に怪我をしてしまうことです。

こんな場合は、いつもよりは筋肉の張りがあったり、痛みを庇う動きをしてしまったりします。

その為通常よりは肉離れなどを起こしてしまう確率は上がります。

筋肉痛がある場合の運動は禁止ではありません。

ウォーミングアップをしっかりおこなうなど、運動前の準備を十分に行いましょう。

筋肉痛を早く治すためには

筋肉痛が出ている場合、どう早く治すのか。これも気になる点です。

この場合は、筋肉痛が出る原因から考えましょう。

筋肉痛の原因は微細な筋損傷なので、この筋損傷が早く修復する手段が必要です。

とすると、筋肉を修復するためのタンパク質をしっかりとり、血流を良くしてタンパク質(アミノ酸)をできるだけ早く筋肉痛のある筋肉に届ける事です。

以前、運動、栄養、休養での体づくりが大切である記事を書きましたが、この3つをしっかり取ることが大切なのです。

この休養の部分ですが、一日中家の中でゴロゴロしてるより、少し体を動かす方が疲労が取れます。

“アクティブレスト”をご存じですか?

アクティブレストとは、ウォーキングやストレッチなど簡単な運動を行うことで、疲労を早く取り除くことです。

筋肉痛が酷い方は、是非このアクティブレストを行なって、早めの疲労回復をしてみてはいかかですか?