執筆者 kurita-fiet | 2022/6月/火 | 腰痛
次に具体的な改善方法についてです。 股関節周りの柔軟性を獲得するために、ハムストリングと大腿4頭筋の柔軟性の獲得を目指します。 ハムストリングの柔軟性を獲得する方法として、ストレッチが最も効果的です。 立位前屈で痛みがない場合、このストレッチが効果的です。 膝を曲げた状態で、足首を持って立ちます。 次に足首を掴んだまま膝を伸ばします。 柔軟性が低い方は膝が伸び切らないと思いますが、それでも構いません。 出来る範囲で伸ばしてください。 ハムストリングが伸びるのを感じる事ができればOKです。...
執筆者 kurita-fiet | 2022/6月/水 | 腰痛
FIET Conditioningを来院される方の中で一番多い悩みは、腰痛です。特にその中でも多いのが分離症。 今回は、そんな分離症について、解説したいと思います。 FIETに来られない方でも、少しでも分離症についての情報を皆さんに伝えられたらと思い、今回のテーマにしました。 分離症とは “腰椎の椎弓部分が分離した状態のこと”です。 医学書院 プロメテウスより (赤丸部分が第4腰椎の椎弓部分) 分離症は、成人になってから形成されるのではなく、骨が未完成である小学生や中学生までに形成されます。...
執筆者 kurita-fiet | 2022/5月/金 | 腰痛
腰痛でお困りのゴルファーの方は大変多いと思います。 ゴルフのスイングは、体を“捻る”動作ですよね。 その中で、腰を捻るイメージの方は多いと思います。 腰椎は5つあり、その上下の腰椎を繋げているのが、椎間関節となります。 椎間関節には腰を曲げ伸ばしする為の機能があります。 しかし、実は椎間関節には捻る機能はないんです。 つまり、腰というのは“捻る”動きは得意ではありません。 ゴルフのスイングに話を戻しましょう。 つまりゴルフスイングで腰を捻ろうとするとどうしても腰に無理な負担をかける事になり、腰痛を発症しやすくなります。...
執筆者 kurita-fiet | 2022/5月/日 | 腰痛
今回は慢性腰痛の方が絶対に知っておくべき体のポイントについて書きたいと思います。 それは“腹筋の左右差”です。 皆さんは自分の腹筋の左右どちらの収縮が弱いか、気にしたことがありますか? “腹筋に左右差なんてあるの?” “腹筋の左右差なんて考えたこともない” ほとんどの方がこんな感想を持つと思います。 あるいは “私は常日頃から腹筋を鍛えているから左右差はない” “特に痛みもないし、左右差はないと思う” と思っている方も多いと思います。 私の今までの経験では、ほとんどの方が腹筋の左右差があると思っています。...
執筆者 kurita-fiet | 2022/3月/日 | 腰痛
今回は前回の腹筋の左右差に続き、腰痛の原因となる“中臀筋の働き具合の左右差”について書きたいと思います。 前回のブログでは、腹筋の左右差について意識しているかどうか、皆さんにお聞きしたと思います。 そして腹筋の左右差があることを、皆さんチェックで体感されたことと思います。 腹筋同様、私は中臀筋にもほとんどの方に左右差があると感じています。 ところで皆さん、中臀筋をご存知でしょうか? 筋肉の事を勉強していなければ、知っていなくて当然だと思います。 まずは中臀筋がどこにあるのかからお話しします。 プロメテウスより...